“2つ(双)のピーク(耳)をもつ山(峰)”と書いて、“双耳峰(そうじほう)”。
思えば、2017年度の山登りを締めくくった山も双耳峰でした。
⇒【二ツ森】尾花沢の二ツ森にて初めての沢渡り
今回は、“双耳峰”という登山用語の意味と、双耳峰と呼ばれる日本百名山を集めてみることにしました!
双耳峰とは?
まずは、登山用語の意味から。
冒頭でもお話したように、“双耳峰”は“2つ(双)のピーク(耳)をもつ山(峰)”と書きます。
山頂に2つのピークがある山のことで、それがまるで動物の耳のように対になっているように見えることから、双耳峰と呼ばれるようになったようです。
出典:『山登り語辞典: 登山にまつわる言葉をイラストと豆知識でヤッホーと読み解く』
確かに、わたしが登った地元の低山、二ツ森も、猫の耳のように見えなくもないような・・・?
双耳峰と呼ばれる日本百名山
双耳峰として有名な日本百名山には、
- 谷川岳(オキの耳、トマの耳)
- 鹿島槍ヶ岳(北峰、南峰)
- 筑波山(男体山、女体山)
などがありますが、他にもあるはず!ということで調べてみると、やっぱりありました!
- 燧ケ岳(東峰・俎嵓、西峰・柴安嵓)
- 雨飾山(東峰、西峰)
- 四阿山(北峰、南峰)
- 水晶岳(北峰、南峰)
- 塩見岳(東峰、西峰)
鹿島槍ヶ岳のような、いかにも双耳峰!という山ではないのかもしれませんが、対になっているピークが存在しているので、双耳峰と呼んでいいんでしょうね。
縦走をしなくても2つのピークを踏むことができるのは、なんだかお得な感じがしますね!
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