山に登ったとき、山頂や稜線から周りの山々を眺めて、「あの山の名前は何だろう?」と思うこと、よくありますよね。
地図やコンパスを使えば、山の名前を特定することができますが、地図読みの技術がないとなかなか難しいもの・・・
そこで便利なのが、スマホを山にかざすだけで名前が分かるというアプリです。
今回は、地図やコンパスなしで山座同定する方法をご紹介します!
山座同定とは?
登山用語に、山座同定(さんざどうてい)という言葉があります。
山座同定とは、たくさんの山々が見える場所で、それぞれの山の名前を言い当てる(確定する)こと。
参照:『山の単語帳/田部井淳子 著』
地図とコンパスを使って現在地を把握し、どの方向にどの山が見えるのか、山容や周辺の地形によって判断します。
この山座同定ができることで、地域の特徴が把握できたり、道迷いを防止できるほか、登山仲間との会話が弾むきっかけにもなります。
地図読みのコツを身につけるためにも、山座同定に慣れ親しんでおくのはメリットが大きいようですね。
山にかざすだけで名前が分かるアプリ
山座同定をするためには、地図やコンパスを使って現在地を正確に把握する必要があります。
ですが、読図の知識や技術がなくても、山座同定ができる便利なアプリがあるんです。
そのアプリというのがこちら、『AR 山 1000』。
スマホを山にかざすだけで、山の名前が分かるのはもちろん、標高と山頂までの距離も表示してくれるという、とても便利なアプリです。
地図やコンパスを使って自力で山座同定をした後に、答え合わせとしてアプリを使ってみてもいいかもしれませんね。
『AR 山 1000』のほかにも、『PeakFinder』や『山座同定ナビ』など、山の名前が分かるアプリはいろいろあるようなので、いろいろ試してみると面白いかもしれません。
そのほか、登山に活用できるアプリはこちらも参考にどうぞ。
⇒山登りに役立つ!GPS地図や天気予報など便利な登山アプリいろいろ
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