非常食としても山ごはんの食材としても使える、アルファ米。
お湯または水を注ぐだけで簡単にごはんができてしまうというアルファ米は、山登りの頼もしい味方ですよね。
今回は、
- アルファ米とは一体どういうものなのか
- アルファ米はどこで買えるのか
アルファ米の作り方や美味しい食べ方、購入場所について詳しくみていきたいと思います!
アルファ米とは
アルファ米とは、一度炊飯したごはんを乾燥(アルファ化)させて、長期保存できるようにしたドライフード。
お湯または水を注ぎ、一定時間待つだけで、ごはんとして食べられるようになります。
出典:尾西食品株式会社
アルファ米はもともと、災害時の非常食として保存が効くように開発されました。
生米と比べて軽量な上、パッケージ自体が食器になるため、山ごはんの主食にぴったり!
白米だけでなく、混ぜごはんやピラフなど、味のバリエーションも豊富です。
出典:尾西食品株式会社
アルファ米の作り方
アルファ米の作り方はいたって簡単!
以下、尾西食品株式会社さんによるアルファ米の作り方説明動画です。
①アルファ米の入った袋を開封し、スプーンや調味粉末、乾燥材などの付属物を取り出す。
②袋の底部を広げるようにして置く。
③袋の内側に記されている注水線まで、お湯や水を注ぐ。
④スプーンでよくかき混ぜる。
※調味粉末を使う商品は、調味粉末を溶かすようにしっかりとかき混ぜる。
⑤密封チャックを閉めて、一定時間待つ。
- お湯(熱湯)の場合の待ち時間:15分 ※赤飯は20分
- 水(15℃)の場合の待ち時間:60分
⑥密封チャックを開け、もう一度袋の底から軽くほぐすようにかき混ぜる。
アルファ米を美味しく食べるには?
アルファ米は簡単に作ることができますが、美味しく食べるにはいくつかポイントがあります。
まず、注ぐお湯や水の温度についてですが、朝沸かして保温ポットに入れたような中途半端な温度のお湯はNGということ。
お湯で作る場合は、必ず熱湯を使うのがポイントです。
- お湯で作る場合は熱々の熱湯にする
- 水で作る場合は15℃以下の水にする
それから、アルファ米は、注ぐお湯や水の量によって美味しさがかなり左右されます。
注水線以上にお湯や水を入れ過ぎると、ごはんがべちゃべちゃになってしまうんです。
あえて多めに入れることでおかゆにすることもできますが、美味しく食べるには注水量を守ることが大事。
- 注水量を守る
うるち米商品の注水量:160ml
おこわ商品の注水量:110ml
また、待ち時間を守ることも重要です。
- 待ち時間を守る
うるち米商品の待ち時間:お湯で約15分、水で約60分
おこわ商品の待ち時間:お湯で約20分、水で約60分
アルファ米はどこで買える?購入場所は?
アルファ米は、主に登山専門店やアウトドアショップ、スーパーやホームセンターで取り扱いがあります。
実店舗でアルファ米の販売が確認できたお店は以下になります。
- 石井スポーツ
- モンベル
- スポーツデポ
- スーパースポーツゼビオ
- イオン
- 東急ハンズ
アルファ米は山ごはんである前に非常食なので、もっとどこでも買えるようになったらいいのですが、探してもなかなか見つからないことも。
そういう場合はやっぱり、ネットショップでの購入がお手軽で確実!
種類も豊富なので、災害などの緊急時に備えてストックしておいてもいいですね。
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