前回、山ごはんに最低限必要な登山道具を簡単に挙げてみました。
⇒山ごはん、山メシ、山料理!とにかく山でクッキングしたい!最低限必要な登山道具は?
それらの中でも、まず準備したいのがバーナーとクッカー。
とくにバーナーは、山ごはん初心者にとってはハードルが高いので、どんなものを購入したらいいのか迷ってしまう登山道具ではないでしょうか。
それから、クッカーについても素材や形状がさまざまなので、これまた迷う・・・
バーナーとクッカーは一緒に使う物なので、相性も大事なはず!
なので、それぞれ個別に考えるというよりも、一緒に使ったときにしっくりくるものを選びたいものですよね。
では、バーナーとクッカーはどのようにして選んだらいいのでしょう?
わたしなりに調べて理解したことをシェアしたいと思います。
あなたはどのタイプ?
ひと口に山ごはんと言っても、そのイメージや理想は人それぞれ。
カップラーメンやコーヒーを楽しめれば十分だという人から、焼いたり煮込んだりなど本格的に料理をしたい人まで、人によって山ごはんに抱く憧れや目的が違いますよね。
まずは、自分がどのタイプに当てはまるのかを知ることからスタート!
タイプ別バーナーの選び方
湯沸かし重視!シンプルタイプ山では、コーヒーやフリーズドライのスープ、カップラーメンなどを作ることができたらそれで十分!という人は、湯沸かし重視のシンプルタイプ。
バーナーとガスカートリッジを直結させる一体型のバーナーや、クッカーとバーナーが一体化している高効率型のバーナーがおすすめ。
調理重視!本格派タイプ
炒め物や煮物など、ある程度本格的に料理をしたい人や、大人数用の大きなクッカーを使いたい場合は、バーナーとガスカートリッジが離れている分離型のバーナーがおすすめ。
ゴトクの重心が低いので安定感があり、火の広がりも広範囲なので煮炊きがスムーズにできます。
タイプ別クッカーの選び方
湯沸かし重視!シンプルタイプとろみのないスープやラーメンを作ったり、湯沸かしをするだけなら、薄くて軽いチタン素材のクッカーか、薄くて丈夫なステンレス素材のクッカーがおすすめ。
調理重視!本格派タイプ
煮たり焼いたり炒めたり、本格的に料理をするなら、厚みがあって熱伝導率の良いアルミ素材のクッカーを。
クッカーの内側にフッ素樹脂加工やセラミック加工が施されたものは、焦げ付きにくく、使い終わった後の汚れも拭き取りやすいです。
シンプルタイプ・本格派タイプのいずれも、クッカーの鍋底に渦巻き加工が施されているものがおすすめ。
表面積が広くなって熱がより伝わり、ゴトクの上で滑りにくくなります。
バーナーとクッカーの相性もチェック
バーナーは、クッカーの中に収納して持ち運ぶと省スペースになります。
このほか、食器などもクッカーの中に収納できたらなお良し!
コンパクトに収納できるかどうか、バーナーとクッカーの相性確認もお忘れなく。
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