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山登り初心者にぴったりな山の選び方は?標高差や歩行時間をチェック!

山登り初心者にぴったりな山の選び方は?標高差や歩行時間をチェック!

学校行事や何かで山に登った経験はあったとしても、本格的な山登りは初めて!という場合、どんな山に登ったらいいのか迷ってしまいますよね。
標高が低い山(低山)=初心者向きの山、標高が高い山(高山)=上級者向きの山・・・と思われがちですが、必ずしも標高の高さが登山の難易度に直結するわけではないんです。

今回は、山登り初心者にぴったりな山の選び方について考えてみたいと思います。

 

低山でも初心者向きではない山がある

標高が低い山や身近な里山でも、初心者向きでない山は結構あります。
例えば、以下のような山。

  • 登山道以外の道が複数あって入り組んでいる山
  • 登山道が不明瞭で分かりづらい山
  • 道標が整備されていない山
  • 細かいアップダウンを繰り返す山
  • 危険箇所がある山

このような山は、いくら短時間で登れそうな山であっても、初めての山登りにはふさわしくありません。

では、山登り初心者にぴったりな山の条件にはどんなものがあるのでしょう?
標高差や歩行時間など、初めての山選びのポイントを見ていきますね!

 

山登り初心者にぴったりな山選びのポイント

山選びのポイント①標高差が500m前後

標高差とは、登り始めの地点から登り終わりの地点までの高さのこと。
登山の難易度を計る目安として用いられるものです。
登山口の標高から山頂の標高までが何mあるのか、その標高差が大きければ大きいほど時間や労力が必要になります。

山登り初心者の目安となる標高差は500m前後。
ガイドブックにある“累積標高差”を確認しておきましょう。

 

山選びのポイント②歩行時間が5時間前後

歩行時間は往復で5時間前後が目安。
もちろん、日帰り登山が基本になります。
登る山までの移動時間も考えて、移動疲れしないように自宅から遠すぎない山を選ぶのも大事なポイントです。

 

山選びのポイント③登山道や道標が整備されている

ある程度ポピュラーな山で、登山道や道標が整備されている山が初心者には安心です。
ガイドブックや登山地図、現地の自治体が運営しているサイトもチェックしてみましょう。

 

山選びのポイント④危険箇所がない

山登り初心者にとって、危険箇所がない山を選ぶことは当然のポイント。
標高が低い山でも、切れ落ちた稜線の岩稜歩きがあり、転落や滑落をしたら大事故につながるような山もあります。
登山道が一部崩れていたり、沢を渡らなければならないルートも危険。
また、台風が通過した後などは、登山道の状況が大きく変わっている場合もあるので、現地の自治体に確認しておくと安心です。

 

山選びのポイント⑤他に登山者がいる

平日でも登山者がいるような、有名な山を選ぶことも大事なポイント。
他に登山者がいれば、道迷いやケガなどの思わぬアクシデントが起きてしまったときに、もしかしたら助けになってくれるかもしれません。
また、登山者に人気のある山であれば、山選びのポイント③でも挙げた、登山道や道標が整備されている可能性が高いので、山登り初心者にとっては重要なポイントになるはず。

 

以上、山登り初心者にぴったりな山の選び方についてでした!

番外編として、標高差がある山でもロープウェイを使って標高を稼ぐ“ロープウェイ登山”であれば、初心者でもかかる時間や労力を抑えることができるのでおすすめ。
⇒ロープウェイ登山で初心者でも気楽に楽しめる高山12選

いずれの場合も、初めての山登りは経験者と一緒に行くようにしたほうがいいですね!

 

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