たとえお風呂や温泉を備えた山小屋であっても、シャンプーや石けんが使用できないのは常識。
自然分解される植物由来の成分でできた石けん類でも、その原材料となるものがもともとその山に自生していた植物でなければ負荷がかかってしまう可能性があるので、基本的には水しか使えないということになります。
それは歯みがき粉の場合でも同じなので、山小屋泊のときは歯ブラシだけで歯を磨くことになるんですよね。
水が貴重な山の上では、歯みがきのときに口をすすぐにもコップに水を汲んで使うなどの配慮が必要ですが、夜のうちに水道が凍結して水が出ないなんていうこともあったりするそうで・・・
そんなときに水なしでも使える、植物由来成分でできた歯みがきジェルがあるということを知ったので、こちらでシェアしたいと思います。
すでにご存知の人もいるかとは思いますが、こちらは2013年7月に発売された“オーラルピース”のリニューアル版。
オーラルピースは、口腔内カンジダにも強い効果をもつという“ネオナイシン-e”が配合されている歯みがきジェルで、含まれる成分は水以外すべて植物由来成分。
【成分】グリセリン(保湿剤・甘味剤、パーム椰子由来)、水、乳酸球菌培養エキス(清掃助剤)、キサンタンガム(増粘剤、トウモロコシ由来)、カエサルピニアスピノサガム(増粘剤、マメ科植物由来)、ウメ果実エキス(清掃助剤)、セイヨウハッカ油(香味剤)、スペアミント油(香味剤)、ダマスクバラ花油(香味剤)
【原産国】日本
なので、歯みがき後に水ですすぐ必要がなく、飲み込んでしまっても大丈夫なんだとか。
原産国が日本というのも安心な歯みがきジェルなんです。
オーラルピースは、登山をはじめとするアウトドアシーンや、水が乏しい災害時にもぴったり!
今後、山小屋泊を快適にするアイテムとして持っておきたいもののひとつです。
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