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軽アイゼンなしでの雪山登山、ツボ足で山登りをする場合の上手な歩き方

軽アイゼンなしでの雪山登山、ツボ足で山登りをする場合の上手な歩き方

雪山登山と聞くと、アイゼンやスノーシューなど、特別な装備が必要なのではないかと構えすぎていた以前のわたし。
ですが、雪山の状況によっては軽アイゼンすら必要ない、ツボ足可能な山もあるんですよね。

今回は、軽アイゼンなしでの雪山登山、ツボ足で山登りをする場合の上手な歩き方についてお伝えします!

 

ツボ足とは?

・・・と、その前にツボ足という登山用語の説明から始めますね。

ツボ足とは、雪の上をアイゼンやスノーシューを装着せずに歩くこと。
降り積もった新雪の上を歩いた場合、壺状の足跡ができることが語源のようです。

 

ツボ足で雪の上を上手に歩くコツ

雪山登山 ツボ足

雪の上は、ふかふかと軟らかいときもあれば、硬く締まって滑りやすくなっているときもあり、その状態はさまざま。
ですが、どんな雪質のときでも安定する雪上歩行の基本は、雪を踏み固めながら歩くことです。
雪面にふわっと足を置くのではなく、体重をかけるようにしっかりと踏み込んで歩くことを意識します。

効率的に踏み込むコツは、足を置いたら垂直方向に立ち上がること。
重心を安定させるために、胸を張って真上に立ち上がるようなイメージで、一歩一歩しっかりと歩いていきます。
そうすることによって、足元の雪が崩れにくくなり、歩きやすくなるんだそう。

また、登りの場合は斜面につま先をけり込むように(=キックステップ)、下りの場合は斜面にかかとをぐっと沈めるようにするとグリップが効きやすくなります。

 

キックステップとは?

雪がある斜面を登る場合、基本となる歩き方はキックステップと呼ばれるもの。
キックステップとは、つま先、またはかかとでけり込むように進んでいく歩き方のことです。
トレッキングシューズのソールが柔らかかったり、雪が硬かったりなど、十分なけり込みができないときは軽アイゼンを装着するようにします。

千歳山 山形百名山 登山道 軽アイゼン

雪がある斜面の下りは、登りよりはるかに滑りやすくなるので要注意です。
ツボ足で下るときの原則は、かかとでけり込みながら歩くこと。
足裏をフラットに置き、つま先がやや上がるようにするのがポイントのようです。

 

トレッキングポールがあると安心!

雪山登山

夏山登山では、場合によっては邪魔になりがちなトレッキングポールですが、雪山登山ではあったほうが快適に歩くことができます。
トレッキングポールは、夏山登山で使っているものの流用で問題ありません。
ただし、その場合、トレッキングポールの先についているバスケットと呼ばれる円盤状の部品を、面積が大きい雪山用のもの(=スノーバスケット)に交換しましょう。
夏山用の小さいバスケットだと、雪に沈んでしまうからです。

スノーバスケット トレッキングポール出典:モンベル

 


以上、軽アイゼンなしでの雪山登山、ツボ足で山登りをする場合の上手な歩き方についてでした!

 

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