毎年、何かと関連付けて、“その年に登りたい山”が話題になりますよね。
一番分かりやすいのは、西暦と山の標高をかけたもの。
ちなみに、2017年は標高2017mの雲取山、2018年は標高2018mの飯豊連峰・烏帽子岳でした。
⇒2018年に登りたい!標高2018mの山は東北の飯豊連峰・烏帽子岳!
今年は2019年ということで、標高2019mの山を探してみたところ、大雪山の緑岳が標高2020mと惜しくも1m違い・・・
なので、ほかに何か関連付けられるものはないか調べてみました。
今年、2019年の干支は亥(イノシシ)。
『日本山名事典』によると、名前に“亥”か“猪”の字が含まれる山は40座。
山名の由来はもちろんそれぞれ違いますが、それらの山がある地域は、野生のイノシシの生息分布に大体合致しているといいます。
そこで今回は、亥年にちなんで、名前に“亥”か“猪”がつく山40座(※峠も含む)をご紹介します!
名前に“亥”がつく山1座
名前に“亥”がつく山は、なんと1座のみ!
三重県にある標高689mの山、亥谷山(いがたにやま)です。
出典:ヤマレコ
山頂標識にもイノシシの可愛らしい絵が!
亥年にちなんだ山として、ご来光登山に訪れた登山者がもうすでに何人かいらっしゃるようですね。
亥谷山登山のおすすめコースは、亥谷山南の林道登山口から送電線巡視路を経て、山頂を往復するコース。
亥谷山の山頂からは、賀田湾と熊野灘が一望できるそうです。
名前に“猪”がつく山39座
名前に“猪”がつく山は、峠も含めると39座。
まずはザッと挙げてみますね!
- 宮城/猪倉山 245m
- 宮城/猪眠山 70m
- 山形/猪ノ鼻岳 89m
- 福島/白猪森 714m
- 茨城/猪ノ鼻峠 420m
- 栃木/猪子峠 310m
- 埼玉/猪狩山 822m
- 神奈川/猪鼻山(金時山)1212m
- 富山/猪頭山 1353m
- 岐阜/猪臥山 1519m
- 山梨/猪ノツブレ 1350m
- 山梨・静岡/猪乃頭峠 1360m
- 静岡/猪見塚 560m
- 三重/白猪山 819m
- 滋賀/猪背山 553m
- 滋賀/猪の鼻ヶ岳(宝殿山)508m
- 滋賀/猪子山 268m
- 大阪/猪ノ子峠(位の考峠)270m
- 兵庫/猪ノ倉峠 250m
- 島根・広島/猪子山 830m
- 岡山・広島/猪辻山 731m
- 岡山/猪山 425m
- 広島/猪谷山 580m
- 山口/猪ノ熊峠 120m
- 徳島・香川/猪ノ鼻峠 550m
- 香川/猪尻山 483m
- 愛媛/白猪峠 1110m
- 愛媛/猪の峠 450m
- 愛媛・高知/猪伏越 1519m
- 福岡/猪膝峠 60m
- 福岡/猪ノ倉峠 210m
- 佐賀/猪熊山 131m
- 長崎/猪掛峠 140m
- 長崎/猪見岳 363m
- 長崎/猪転山 500m
- 熊本/猪ノ子伏 1250m
- 熊本/猪ノ岳 943m
- 大分/猪群山(飯牟礼山)458m
- 宮崎/猪田山 741m
イノシシと言えば、その特徴的な鼻の形がイメージとしてパッと浮かびますが、イノシシの鼻から連想して名前がつけられた山が多いような印象です。
その中でも、箱根外輪山の最高峰で、神奈川県にある猪鼻山(金時山)1212mは、山頂から御殿場の盆地越しに、富士山の雄大な姿を眺められる山としても人気があるんだとか。
元旦には小山町の元旦記念バッジが配られたり、大晦日から茶店が営業していることもあり、初日の出を拝む登山者で毎年にぎわうそうです。
猪鼻山(金時山)登山のおすすめコースは、公時神社→猪鼻山(金時山)→乙女峠→乙女峠口バス停。
それから、名前に“猪”がつく山の中で一番標高が高い、岐阜県の猪臥山1519mも、ご来光登山の山として人気!
出典:ヤマレコ
山頂からの展望が素晴らしく、白山連峰や飛騨山脈などを眺めることができます。
晩秋の晴れた日の朝には、雲海が見られることでも有名。
猪臥山登山のおすすめコースは、岐阜県高山市清見町の“卯の花街道”から登る周遊コースです。
今年初の登山がイノシシの山だったら、なんだか縁起がいいですよね~!
さらにご来光や雲海も見られたら・・・本当に最高!!
近場だったら、初登山は富士山が見られる猪鼻山に登ってみたかったなーなんて、うらやましく思いながら記事を書いていました。
以上、2019年に登りたい山40座!でした。
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